海外の大学を卒業した人でも職探しに苦労しています。

海外の大学を卒業した人は、職務経験がないにも関わらず、平均よりも高い給与を求める傾向にあります。
教育・訓練省(MOET)によると、2011年には98,536人のベトナム人が留学しており、この数字は2015年には120,000人にまでなると言われています。少なくともそのうちの90%が家族からの援助を受けています。何十億ドルもの金が海外送金され、彼らの授業料に充てられています。
ベトナムでは、子どもを海外の大学へ行かせる親が年々増えています。海外の教育の方が上であると考えているからです。
しかし、アメリカから帰ってきたグエン・クアン・ミンさんは、留学後にベトナムで定職に就くのは簡単ではないと言います。
ミンさんはビジネス英語の学位をハノイで取得後、学校で講師になるための準備をしていました。彼が助教として働いている時に、アメリカで2年間勉強をするための奨学金を得ることができました。修士学位を取得後、ベトナムで働くために戻ってきました。留学前に働いていた学校に戻ることは、アメリカに行くにあたっての取り決めでもありました。
しかし、彼のキャリアプランを変えてしまうような出来事が数多く起こりました。
「私は正式に講師になりましたが、給料はとても低く、最低限の生活をするのも難しい状況でした。さらに、正直な性格が災いし、学部長の席を勝ち取ることができなかったのです。」と彼は説明しました。
「そのようなことから、私はその仕事を諦め、英語センターを開業しました。」ビジネスの学位を取得したヅオン・アイン・ニャンさんはベトナムの内資系企業に就職するまで、7ヶ月も無職でした。
「多国籍企業に応募した際、その分野での経験が足りないと言われました。さらに、ベトナムの企業も何社か受けましたが、不合格になりました。友人は、ベトナムの企業は帰国子女を必要としていないと言います。なぜなら、私たち帰国子女は多くを求めるわりには誠実ではないと考えられているようです。」
NavigoのCEOであるグエン・フオン・マイさんによると、海外の学校を卒業した人たちは、平均よりも高い給料を求める傾向にあると言います。しかし、給料というのは、求職者がどのような学位を取得したかだけではなく、ポジション、経験、貢献度などを考慮して決められるものです。
マイさんは多くのベトナム人学生が、「大衆にならって」専攻を選ぶ傾向にあると言います。
そして彼らは、自分たちの能力や社会が求めているものについてはあまり気にしていません。
その結果、一部の分野において求職者が殺到し、厳しい就職活動を強いられているのです。しかし一方では、深刻な人手不足になっている企業もあります。
海外の大学を卒業した人は、ベトナムの学校を卒業した人よりも英語力に長けていますが、専門的な知識に関してはどちらも大差はないとマイさんは言います。

今年のテトはいつもより遅いね

ベトナムで現地採用として働き始めてから間も無く1年が立ちます。
日本は正月明けで新年の挨拶回りに行かれている方が多いかと思いますが、
ここベトナムの正月はテトと呼ばれており日本で言う所の旧正月に当たります。そのため、毎年1月下旬から2月中旬の間にあります。私が入社した去年は1月下旬だったので、今年は2週間以上も遅いです。
生まれてこのかた西暦で過ごしてきた身では、去年の2月上旬に入社して1年と2週間して、ベトナム的には1年というのは少し損した感じになってしまいます。(来年は1月下旬の様なので得した気分になりますね)

なので、ベトナムで働いている私は、1年間お世話になった企業様へ新年早々、年末の挨拶と言う変な感じをしながらも、訪問をしています。私自身は日本人の集まる会には属していないのですが、そういった会に属している同僚は何年たっても違和感がある様です。その理由は、日本人の会で2017年12月に年末の挨拶をして、つい先日日本人の会の新年会で新年の挨拶をしたのに、会社では年末の挨拶をするという…。書いている私がイラッとするくらい(笑)

ベトナムは休みが少ないので有名なのですが、テト休みはがっつりとります。しかし私たち夫婦は、休みが歪です。ベトナムで現地採用の私は、テト期間の11日間は休みなのですが、私の夫は駐在員なので休みが異なります。2月14日〜2月18日は休めるようですが、翌週(2月19日から)は日本出張が入ってるようです。前半はドバイへ旅行してから、ベトナムに帰らず一緒に日本へ行こうと思っています。そのあとは別々で日本からベトナムへ戻ってくることになります。

魅力的な直接投資への新たな手法

地方の給料が上がり、世界のトレンドがシフトする中、ベトナムはこれからの新たな直接投資の魅力について、経済に価値をもたらすいくつかの優先セクターに注目しつつ立案しています。
計画・投資省はその案の中で、ベトナムが国にとって強い利点があるセクターに焦点を当てる計画であるとしています。そのターゲットは、ハイテクノロジー、ニューブランディング、ニューマーケティング、海外の企業がもたらす高い価値などです。
5つのセクターとはハイテクノロジー/ICT、加工製造業、裾野産業、観光、ハイテク農業です。
外国投資企業ベトナム協会のグエン・マイ会長は、グローバルなトレンドが形作られ、地域の競合性は変化していると話します。
EUやアメリカからのベトナムへの出資は、他のアジア諸国と比べると停滞しており、新たな直接投資(FDI)を作らない限りこの状況は続くとみられています。
「投資奨励策をオファーすることはある特定の期間であればいいですが、ベトナムはFDIをひきつけることに頼りすぎるのはもうやめたほうがいいのです。なぜなら、私たちには他に効果的な方法があるからです。」と彼は言いました。
マイ氏は2014年に、ベトナムは直接投資の魅力という点で中国には勝てないとしましたが、今なら可能だと言いました。中国の投資政策が変わってから、投資家は中国を後にし、より魅力的なベトナムやインドネシアなどに投資を始めました。
この新たな直接投資の展望において、ベトナムはインドの安い労働力と技術力には勝てません。インドの平均賃金はベトナムよりはるかに低いのです。ハイテク分野での直接投資では、ベトナムはインドと比べると魅力的ではないでしょう。
新たな直接投資の魅力的戦略はベトナムの労働力の安さはもはや利点ではないということを証明するでしょう。
「ベトナムにとって、本当に重要な時間となります。賃金は上昇しています。これは政府の目標なのです。その間に、ミャンマー、カンボジア、バングラデシュなどの地域の他の国々がベトナムより低い賃金で労働力を提供しているのです。」と新興成長市場投資戦略に特化した投資コンサル会社、Armillaryのサイモン・ニハール・ベル氏は言います。
「もしベトナムが低賃金という点に固執すれば、失敗するでしょう。給料が上がって、ベトナムはTシャツや携帯電話を安く作るための工場を作るには魅力的ではなくなるのです。ベトナムは今後、低賃金ではなく、技術と高品質、ビジネスをする良い環境と高賃金において人々を惹きつける努力をする必要があるのです。」
ベル氏はアメリカとイギリスを例にあげました。この2国は世界で最も直接投資の魅力がある国です。賃金水準が高いにも関わらず、多くの直接投資を引き寄せています。「なぜ人々がそこへ行くかというと、スキルとテクノロジーがあるからです。それらは、私たちがベトナムに持って欲しいものなのです。」と彼は言いました。
ベトナムの新たな戦略を立てる支援をしている世界銀行によると、世界のトレンドが第4次産業、自由貿易協定、新しい経済モデルにある中で、提案された目標セクターは実行可能で、ベトナムにとって価値のあることです。これらのセクターの外国人投資家はハイテクノロジー、資本、国内企業が持っていないような研究開発(R&D)のノウハウをもたらすことができるの
です。
例えば、高級な金属や化学物質のための第二の加工産業では、国内市場も地域の市場もそれらの製品をとても必要としています。ベトナムは炭化水素やミネラルなどの入力資源が豊富で、競合的エネルギーや労働コストにも同様のことが言えます。
「金属や化学物質の器材製造を標準レベルまで上げる間、国内企業はR&Dを発展させるのに何年もかかるでしょう。」と世界銀行の代表者は言います。
さらに重要なのは、このセクターでベトナムが多くの直接投資を引き寄せれば引き寄せるほど、経済にとってさらなる価値をつけるということです。これは国のバリューチェーンの競合性を高め、より高い価値の製品を生み出すことで入力資源の価値も大幅に増加させます。世界銀行はこのセクターにおける労働者1人あたりの平均価値は年30,000ドルから40,000ドル増に
なると見込んでいます。
実際に、日本や韓国の電気、自動車、バイクなどの大手企業を含む多くの海外製造業が不満を持っています。海外製造業の一次下請け企業や二次下請け企業をベトナムなどに作っているにも関わらず、必要な金属、プラスチック、化学物質は輸入しなければならないからです。これはコスト増と製造の長期間化に繋がってしまいます。
「競合性を保つための最大のチャレンジは、彼らが全てのものを輸入する必要があるということです。これはコスト増となります。1番の価値があるのは、ベトナムにサポーティングインダストリーを確立することです。」とベル氏は言います。「年間200,000台近い自動車がベトナムで生産されていますが、タイの生産量は2,000,000台を超えています。同じ環境や技術を持っているのに、中国だけではなく、インドと比べても遅れをとっているのです。」
ベトナムは直接投資において大きく進歩してきました。2016年には、インドネシアとともに、ASEANのFDIアトラクションにおいて最も成功した国になりました。
国連貿易開発会議の統計によると、2016年のFDIの対GDP率は6.1%となり、地域の国々と比べても高い数値となりました。マレーシアは3.3%、ミャンマーは3.2%、フィリピンは2.6%、インドは2%、中国は1.2%、タイは0.4%となっています。

ベトナムでの労働許可についての詳細

外国人がベトナムで仕事をするには、ベトナム国内ではあまり流通していない専門的な技術や特別なスキル、知識をあなたが持っているということを示す必要があります。ベトナムに滞在している間にビジターから労働にステータスを変更したり、労働許可の申請が処理途中になるかもしれません。
しかし、外国籍の人々は労働許可が出ない限り、合法に働くことはできません。ベトナムで3ヶ月以上働くにはMEBV(ビザの有効期限内であれば何度でも出入国が可能なビジネスビザと労働許可)が必要となります。労働許可は会社の公証などが必要となります。ベトナムの法律によると、外国からベトナムに移動してきた会社の20%の管理職や専門家はベトナム人で構成されるべきだとしています。

この管理職というのは、
・ベトナムで海外の企業を直接運営する外国人
・外国人のうち株主によってのみ経営を制限され、企業の取締役会に属している人
・外国人のうち直接役務提供をしていない人

ここでいう専門家とは、十分な管理職、経営学、商品開発の経験がある人を指します。また、研究、機器管理、技術的知識において十分な経験があり、適任であると認められる必要があります。

ベトナムで労働許可を得るためには、申請者は以下の条件を満たしている必要があります。
・18歳以上である。
・仕事をするにあたっての健康状態が良好である。
・犯罪歴がなく、現在刑法上で起訴されていない。また、実刑判決を受けていない。
・専門家、管理職、技術職のいずれかに該当する。

外国籍の人々でも、労働許可が免除されビジネスビザのみで働ける場合もあります。
条件は以下のいずれかに該当する人です。
・3ヶ月未満の労働や緊急事態に対応するために入国する外国人。緊急事態とは、ビジネスをする上で、複雑な技術や技術的にベトナムにいる人では解決できない事象を指します。外国人労働者はフルネーム、パスポート番号、国籍、職務記述書、90日未満の労働である旨の記載がある雇用契約書のコピーを労働局に提出しなければなりません。
・2人以上の社員がいる有限会社の社員。
・株式会社の取締役会のメンバー。
・有限会社のオーナー。
・外国のサービス供給を促進する代表者。
・ベトナム司法省が認めた弁護士。

外国籍企業の外国人従業員や外国企業や支社の上層部の人は労働許可が必要になります。労働許可の期間は、雇用契約によりますが、3年未満となっています。更新も雇用契約次第で、最長でも1回の更新で3年の許可が出ます。個人では最大で3回まで更新可能です。

早く仕事を手にするための15のコツリスト

そんなに時間をかけなくても、すぐに仕事に就くためのコツがあります。私はそれらのコツを知らずに仕事を探している人々から話を聞くことができました。
最近話した1人は、面接の後にお礼状を送るべきだということを知りませんでした。別の人は、履歴書にすべての職歴を記載する必要がないということに気がついていませんでした。
このリストに載っているコツのうちのいくつかは小さなことですが違いを生みます。そのほかは、仕事を探す上でとても重要なことです。ここに就職活動を早く終わらせるのに役に立つ15のコツを記載します。

このリストを確認して、もし実践していないことがあれば、ぜひ試してみてください。

早く仕事を手にするための15のコツ

1. オプション検索で時間を短縮しましょう。
すべての主要な求職サイトには「オプション検索」というものがあり、キーワード、場所、近隣施設、職業、会社、職種、投稿された日付などで検索することができます。これは私がお勧めする求職サイトベスト10とオプション検索を使いこなすコツです。
あなたの就職活動の時間を短縮するためにも、私たちの30日間の新しい仕事にサインアップしてください。

2. 見つけた仕事に片っ端から応募するのはいい方法ではありません。
あなたにとって適任の仕事を探すことにフォーカスしましょう。そうすることで面接の機会にも恵まれるでしょう。履歴書やカバーレターを手当たり次第送るのは時間の無駄です。就職活動を始める前に、どのような仕事を探すのかをはっきりとさせておきましょう。働きたい場所を絞るには、まず企業をリスト化しましょう。

3. 雇用主からの返事を待っている間、仕事に応募することをやめないでください。
多くの求職者は仕事に就くまでに、15社以上不合格になっています。失敗から学び、ぴったりの条件を得るまで応募し続けましょう。目標は複数の企業から内定を得ることです。

4. 明確なカバーレターをつけなければ、あなたの履歴書は見向きもされません。
面接の機会を得るには、数秒で人事担当者を惹きつけなければなりません。私には応募書類を確認する人事担当者の知り合いがいます。彼らは応募者が会社に対して何をできるかというのをカバーレターの最初の段落に書いていないと、面接の機会を与えることはないと言っていました。

5. 履歴書にも重きを置きましょう。
カバーレターだけが重要なわけではありません。履歴書の完成度も、仕事にマッチするように高くなければいけいません。
そうしなければ、あなたの履歴書は採用申込者追跡システムや人事部によって弾かれてしまいます。

6. 履歴書にすべての職歴を記載する必要はありません。
ある人が、私に履歴書を見せてくれましたが、そこには40年以上の職歴が記載されていました。残念ながら、それらは心を動かされるようなものではありませんでした。情報が多すぎかつ求人にマッチするような経験はなかったのです。

7. 履歴書に書けるのはフルタイム雇用されたものだけではありません。
長い間社会から離れていると、履歴書に書くことがなく不安になるかもしれません。しかし雇用歴以外にもあなたの履歴書に書けることはあります。

8. 管理職や成功者のようなプロフェッショナルな服装で臨みましょう。
外見はそこまで重要ではないかもしれませんが、皆そのようにしています。面接の最初の数分というのは、第一印象が全てと言っても過言ではありません。応募する仕事の種類や会社に適した服装で臨みましょう。

9. ありのままでいましょう。
ヒューマンリソースの専門家(キャリアリンクベトナムの日本人担当)はこう言います。準備した受け答え、作り笑顔、相手の望む答えは雇用主に誤解を与えます。雇用主は雇う人について知りたいと思っていて、それは仕事の初日から出社するような人物なのです。

10. 面接中に物語を語ることは、あなたの経験やスキルを共有するには最適です。
あなたが本当に好きなものについて雇用主に伝える手段として、ストーリーを話すという方法があります。面接中に何か質問をされた時、特定のスキルや経験を交えながらその質問に答えてみましょう。具体的な情報であればあるほど、雇用担当者はあなたが適任かどうかを知ることができます。

11. 前の雇用主のことを悪く言ってはいけません。
私が雇用担当だった頃、人々が自分の上司の悪口を言っているのを聞くのに辟易としていました。実際に、面接でよくあるミスの1つとして挙げられるのが、上司や同僚の悪口を言うということです。面接でそのようなことを言う人は、新たに雇用されても同じことを言うようになるでしょう。

12. 面接後には礼状を送りましょう。面接が終わった後も重要です。
礼状を送ることで、雇用を検討してくれたことへの感謝の気持ちを表すことができます。また、あなたの興味や面接中
に伝えきれなかったことを共有する手段にもなります。

13. ネットワークは就職活動において必須です。
多くの仕事はオンラインや人伝など、ネットワークを通じて見つけられます。あなたが仕事を探していると伝えるまでは、誰があなたの助けになるのかわかりません

14. 推薦状は仕事を得る上で大きな違いを生みます。
推薦状は重要で、雇用主はそれを確認しています。上司、同僚、顧客、部下などから推薦を得ましょう。それらをLinkedinなどで集めて、いつでも共有できるようにしましょう。あなたについてよくない推薦状を得るのではないかと不安がある場合は、あなたの信用を増すような個人的な推薦状を得る努力をしましょう。

15. 同じ仕事に何度も応募することも可能です。
やりたい仕事に応募したものの、何も音沙汰がないこともあるでしょう。そんな時は、求人情報をもう一度見てみましょう。もう一度応募することは可能ですが、自分の適性が履歴書やカバーレターにしっかりと記載できているかどうかを確認しましょう。また、Linkedinで誰が知り合いかを確認しましょう。2度目の紹介を得ることができるかもしれません。

追加情報
面接前は靴を磨きましょう。これは必須ではありませんが、雇用側はあなたの靴を見ています。靴磨きがないなら、皮や多目的クリーナーが役に立ちます。頭からつま先までベストな状態で臨みましょう。

ベトナムのビザと労働許可

ベトナムへの移住を考えていますか?もしそうなら、この記事を読んでください。
ビザ、地理、気候、観光地など、移住者へのお役立ち情報を多数お届けします。

ビザについて
新しい家に引っ越す前に、ベトナム滞在にはビザが必要になります。目的と滞在期間に応じて、以下の種類のビザがあります。

・観光ビザは1ヶ月の滞在に有効なビザです。有効期間内に入出国が何回でもできるものと、1度だけしかできないものがあります。どちらも最長で1ヶ月までの滞在となります。
・ビジネスビザは少し複雑です。申請には雇用主などの保証人が必要となります。最長で1年、期間内の入出国は何度でも可能です。ビジネスビザを申請するには、保証人を通してベトナム出入国管理局からの承認を得る必要があります。もしビジネス相手、雇用主などの保証人がいない場合は、90日間のビジネスビザであれば申請することができます。
・外交ビザは料金のかからないビザですが、申請者は政府や外国使節からの通知書が必要になります。

ベトナムのビザ申請の厳しいシステム
多くの外国籍移住者は本格的な移住の前に旅行でその地を訪れ、住む場所や子供達の学校選びをすることでしょう。いくつかの国はベトナムとの二国間協定により、15日以内のビザなし滞在を許可されています。この場合は観光ビザも取得する必要がありません。
しかし、長期の滞在とビジネスでの滞在にはビザが必要になります。出発の前に確実に申し込みをするようにしましょう。

●必要書類
・有効期限内のパスポート
・必要事項を記載した申し込みフォーム(オンラインで入手可)
・パスポート用の写真
・申請料
・犯罪歴
・出入国管理局から発行された認定書類

実際に必要な書類や申請料はビザのタイプ、滞在期間、申請数、目的によって異なります。申請料は郵便為替か小切手で支払うことができます。詳細は最寄りのベトナム大使館か領事館に確認することをおすすめします。ベトナムではこれらのビザの規定がよく変更になり、政府の情報が古い場合があるからです。

アライバルビザは詐欺に注意!

いくつかのウェブサイトでは手数料と引き換えにオンラインビザを提供しているところがあります。ベトナム大使館は旅行者に対して、それらのウェブサイトが公式なものではなく、ビザの発行まで至らないケースがあるという警告を出しています。さらに、オンラインでビザを申請した旅行者が、ビザが発行されたものだと思い入国を試みますが、実際には発行されておらず、ベトナムの空港に着いてから入国を拒否され自分の国に帰らなければならないという事例もありました。

入国時にビザを取得するには以下の条件を満たしている必要があります。

・出発した国がベトナムのビザ取得が不可能だった人
・ベトナムに入国する前に複数の国を旅行してきた人
・ベトナムの国際旅行代理店によるツアーでベトナムを訪れた人
・外国船乗務員でベトナムの港から入国し、別の港から出国したい人
・親族の葬式や重病の家族を見舞う為にベトナムに入国する人
・救助活動、災害や伝染病の支援などのベトナム政府が認めた特別な目的がある人

ベトナムに入国する前に、アライバルビザの申請者は出入国管理局から発行される招聘状を手に入れる必要があります。

労働許可とレジデンスカードに関する法律は定期的に変わります。残念ながら、ビジネスビザはベトナムでの長期間の居住や仕事を考えている人にとっては十分なビザではありません。さらに、3ヶ月以上滞在するには労働許可が必要になります。ベトナムの法律は頻繁に変わり、労働許可についても同じことが言えます。実際に、政府は2013年に労働許可についての法令を2013年に変更したにも関わらず、2016年2月にも労働許可取得の簡易化を目指す法令を発効しました。さらに、この法令は労働許可を必要としない人々のカテゴリーを拡大しました。

ベトナムのビザ情報

ベトナムのビザについて、法律で決まっていることを、そのまま引用いたします。

1. 規定文書
2014年6月14日施行の法律番号47/2014/QH13は、ベトナムへの入出国、乗り換え、外国人の居住形態について定めています。
2. 総則
・ベトナムに入出国する外国人は、パスポートまたはそれに代わる文書(以下パスポート)を保持し、例外を除きベトナムの管轄官庁から発給されたビザを保有してなければなりません。
パスポートに代わる文書は、外交ルートを通してベトナムの管轄官庁に承認されなければなりません。
・ベトナム人のうち、外国に居住しており居住国の出入国を許可された渡航文書を保有し、外交ルートを通じてベトナムの管轄官庁にその書類が承認されている場合は、それらの文書でベトナムに入国することができます。
3. ビザの種類と特徴
a. ビザの種類
・パスポートに印刷されたビザ
・パスポートに添付されたビザまたはそれに代わる書類

b. ビザの効力
・シングルエントリービザ
・マルチエントリービザ

c. ビザのカテゴリー
・NG1ビザはベトナム共産党中央執行委員会書記長、国家主席、国会議長、政府首相によって招かれた代表団のメンバーに発給されます。
・NG2ビザはベトナム共産党中央常務委員会、国家副主席、国会副議長、副首相、ベトナム祖国戦線中央委員会の委員長、最高人民裁判所長、最高人民検察庁の長官、国家監査員の総長によって招かれた代表団のメンバーに発給されます。
・NG3ビザは公館、領事館、国連所属の国際機関、政府間代表機関などのメンバー、またその配偶者と18歳未満の子供、家事使用人に対して発給されます。
・NG4ビザは公館、領事館、国連所属の国際機関、政府間代表機関で就労する人、または公館、領事館、国連所属の国際機関、政府間代表機関で就労する人を訪問する人に対して発給されます。
・LV1ビザはベトナム共産党の中央に属する機関、国会、政府、祖国戦線、最高人民裁判所、最高人民検察庁、国家監査員、各省庁やそれに相当する機関、政府に属する機関、省・中央直轄市の人民評議会、人民委員会と仕事を行う人に対して発給されます。
・LV2ビザはベトナムの社会組織や政治組織、ベトナム商工会議所とともに仕事を行う人に対して発給されます。
・DTビザは外国人投資家と弁護士に対して発給されます。
・DNビザはベトナム企業と仕事をする人に対して発給されます。
・NN1ビザは国際組織や国際プロジェクトの代表、外国の非政府組織の駐在者に対して発給されます。
・NN2ビザは外国企業の代表者、支社の代表者、外国経済組織、文化組織やその他専門組織と仕事をする人に対して発給されます。
・NN3ビザは外国の非政府組織、外国企業の事務所、支店、外国の経済組織、文化組織、その他専門組織の事務所と仕事をする人に対して発給されます。
・DHビザはインターンと学生に対して発給されます。
・HNビザは会議やセミナーの参加者に発給されます。
・PV1ビザはベトナムに駐在する特派員やリポーターに対して発給されます。
・PV2ビザはベトナムに短期間滞在する外国人リポーターに対して発給されます。
・LDビザは労働者に発給されます。
・DLビザは旅行者に発給されます。
・TTビザはLV1/LV2/DT/NN1/NN2/DH/PV1/LDビザを保有している外国人の配偶者または18歳未満の子供、もしくはベトナム国籍を持つ人の父母、配偶者、子供に対して発給されます。
・VRビザは親族を訪問する際またはその他の目的でベトナムに入国する人に発給されます。
・SQビザはベトナムのビザ発給機関と仕事をする人で、ベトナムに入国する目的が30日以内の市場調査、観光、親族訪問、病気の治療の場合に発給されます。また、外国のベトナムビザ発給機関と仕事で関係する人とその配偶者、子供、または外務省からビザ発給の依頼があった人に発給されます。

d. ビザの有効期限
・SQビザは最長で30日です。
・HN、DLビザは最長で3ヶ月です。
・VRビザは最長で6ヶ月です。
・NG1、NG2、NG3、NG4、LV1、LV2、DN、NN1、NN2、NN3、DH、PV1、PV2、TTビザ
は最長12ヶ月です。
・LDビザは最長2年です。
・DTビザは最長5年です。
・期限切れのビザは、更新することができます。
・ビザの有効期限はパスポートかそれに代わる文書の有効期限より最低30日以上短い期限で発給されます。

4. ビザの申請に必要な書類
・01アプリケーションフォームと写真
・パスポートまたはそれに代わる文書(以下パスポート)
・移民局(公安部)、領事館、またはホーチミン市外務局(外務省)によって発給された許可証NG3、NG4ビザの申請者は、居住国の外務省、外交使節、領事機関が発給した外交文書を提出することもができます。

注釈
+外国人は
i) 移民局、領事館、ホーチミン市外務局のビザ承認を得るために、招聘者または保証人になってくれる代理店、組織、個人に連絡する必要があります。
ii) ベトナム外交使節団に詳細を問い合わせてください。
+SQビザの申請者はベトナム外交使節に詳細を問い合わせてください。
+パスポートの有効期限は、申請するビザの有効期限よりも1ヶ月以上長くなければいけませんが、多くの航空会社はパスポートの有効期限を6ヶ月以上としています。
+海外のベトナム人でパスポートを持っていない人のうち、親族を訪れるためにベトナムに入国したい人は、居住国で発給された出入国書類を外交ルートを通じてベトナムに提出し、さらにビザの申請書と居住国が発給した有効な国際渡航文書を提出してください。
+無国籍者で親族を訪れたり旅行でベトナムを訪れたい人は、ビザの申請書と居住国が発給した有効な国際渡航文書を提出してください。

5. ビザ発給までの期間
・NG1とNG2ビザは、ベトナム外交使節が全ての書類を受け取り、移民局、領事館、ホーチミ
ン市外務局がビザ発給の許可を出してから1営業日以内に発給されます。
・その他のビザはベトナム外交使節が全ての書類を受け取り、移民局、領事館、ホーチミン市
外務局がビザ発給の許可を出してから3営業日以内に発給されます。

6. 別途ビザを発給される場合
・有効なパスポートにビザ発給用のページがなくなった場合。
・ベトナムと外交関係のない国で発給されたパスポートを持っている場合。
・有効な国際渡航文書を持っている場合。
・外交、国防、セキュリティーのために別途必要な場合。

7. アライバルビザ
a. 以下の条件を満たす場合は、アライバルビザを申請することができます。
・ベトナムの大使館や領事館がない国から来た人
・ベトナムに入国する前に複数の国を旅行してきた人
・ベトナムに本拠地を置く国際旅行代理店のツアーに参加する人
・外国船乗務員のうち、入港した港とは別の港から出国する人
・親族の葬式や、家族の重篤な病気のためにベトナムを訪れた人
・緊急事態や救助活動、災害派遣や疫病コントロールなどの特別な目的でベトナムに入国する人
b. ベトナムに入国する前に、アライバルビザ申請者は移民局、領事館またはホーチミン市外務局から発行される書類を申請しなければなりません。
c. アライバルビザの申請資格がある外国人は、パスポートまたは国際旅行文書、記入済みのビザ申請書、顔写真を出入国管理受付に提出してください。14歳以上の子供でパスポートを共有している場合も個々に申請する必要があります。
d. アライバルビザは出入国管理受付での書類と事前に発行された書類のチェックが完了次第発給されます。

監視下にある外国人お手伝いさん

フィリピン出身のお手伝いさんの多くは、ベトナムのお手伝いさんとは違い、よく訓練されているプロです。
ベトナムニュース、ハノイ ー ある週末、ジャネットは映画館で映画を観た後、2人の子供を連れて家に帰り面倒を見ていました。それから彼女はランチを作り、子供たちに与え、部屋の掃除をする前に昼寝をさせます。
35歳のジャネットはフィリピン人で、ベトナム人家族のお手伝いさんとして3年間ホーチミン市で働いています。
彼女は毎月600ドルを稼いでいます。これは他のベトナム人お手伝いさんと比べると高いです。通常、ベトナム人は同じ仕事でも月150ドルから200ドルの稼ぎになります。
この収入の違いは雇用主が求める技術に対しての支払いといえます。

ジャネットの雇用主であるランさんは、ジャネットは子供達に自立するための基本的なスキルと、勉強を教えることができると言います。
「彼女は私の子供達が何が好きなのか、どのような食事がいいのかをよく知っています。また、家事に対しても、何の不満もありません。」とランさんは言いました。ホーチミン市の11区に住んでいるホウオンさんもフィリピン人のお手伝いさんに満足しています。
「彼女は几帳面で入念です。明るい色の服は分けて洗濯してくれます。どの服が洗濯機で洗えて、どの服にドライクリーニングが必要かもわかっています。プロ意識が高く、私たち家族のことを口外することはありません。」とホウオンさんは言います。
ホーチミン市にあるお手伝いさん紹介所の管理者は、フィリピンのお手伝いさんは、ベトナムの多くのお手伝いさんと比べてもよく訓練されていて、プロ意識が高いと言います。
「月650ドルから800ドルかかるので、全ての家庭がフィリピン人のお手伝いさんを雇うだけの余裕があるわけではありません。フィリピン人のお手伝いさんがよりプロフェッショナルであるために、ベトナム人のお手伝いさんの平均料金は安くなっています。」と彼は言いました。
ベトナム労働総連合のヴー・クアン・トー労働者労働組合学会長は、ASEANの経済地域とベトナムの取り決めにおいて、ASEAN加盟国は労働者に8つの職業をオープンにしなければならないとしています。
お手伝いさんはこの8つの職業には含まれていないと彼は言いました。
「もちろん、ベトナムに働きに来る労働者は国際的な同意や地域的な同意を得ているわけではありません。」とトー氏は言います。
労働・傷病兵・社会問題省のグエン・ティ・ラン・ホウオン前社会労働科学研究所長は、ベトナムの法律では高い技術を持った専門的な労働者や職人のみをベトナムに受け入れるとしていると言います。
「しかし、そのような労働者を見分けるのは難しいのです。」とホウオン氏は言います。
トー氏は、ベトナムの多くの家庭が他国から来たお手伝いさんを好むという現実を無視できないとしています。
「一度ベトナムのお手伝いさんでは満足できないと感じると、家族は自分たちの求めるお手伝いさんを見つけようとします。」とトー氏は言いました。
しかし、彼はベトナム人のお手伝いさんたちも技術を磨いて、外国人のお手伝いさんと戦えるようにするべきだと強調しました。
トー氏は、ベトナムだけではなく他の国でも働けるような技術を身につけるためのお手伝いさん向けの講習を開くことを提案しています。ハノイ労働・傷病兵・社会問題局のグエン・ドゥック・ビ雇用安全ユニット副局長は、今日、外国人お手伝いさんがベトナムで働くことは許可されていないと言います。
「もちろん、フィリピン人のお手伝いさんがみんな違法就労であると結論づけることはできません。彼らは身分を保障するために多くの合法書類を持っているからです。」とビ氏は言いました。また、局はこの問題に対して調査をするかもしれないということも付け加えました。

ベトナムのe-visa案の拡大

ベトナムはe-visa計画を拡大し、オーストラリアとインドを含む6カ国の旅行者の受け入れをすることを発表しました。これにより、46カ国がe-visaを使用できるようになります。
カナダ、オランダ、ニュージーランド、UAEがその他の4カ国です。
ベトナムは昨年2月から40カ国からe-visaを申請できるようにし、中国、日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、スウェーデンなどの経済効果が期待できる主要国の観光客を受け入れてきました。
新たに6カ国が追加され、オーストラリアは外国人観光客のうち7番目に経済効果があるとされています。
返金なしの申請料を払うことで、30日間のシングルエントリービザをオンラインで申請することができます。
ビザの承認には3営業日かかります。
e-visaを持っている訪問者は8つの国際空港、13の地上の国境、7つの港から入国することができます。

2017年の科学研究者のリストに掲載された4人のベトナム人科学者

グエン・ソン・ビン教授とグエン・スアン・フン助教授は何年もの間、このリストに掲載されています。
ノースウェスタン大学のグエン・ソン・ビンは化学分野の研究者です。彼の研究分野は無機・有機金属、有機物合成とポリマーで、多孔質材料、グラフェン・グラフェンオキシドと生体物質についてより深い研究を行っています。
彼の論文の中でも、よく引用されるものはNature誌から2006年に発行された’Graphene-basedcomposite materials(グラフェン系複合材料)’で、その引用数は9400になります。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校のグエン・トウック・クェン教授は物質科学の分野において多くの出版物を発行しています。彼女の研究は、有機電気(有機太陽電池、有機LED、有機トランジスタなど)と複合高分子電解質、エネルギー、環境、医療部門に使われている生体電気デバイスのバイオマテリアルがメインになっています。
クェンの研究チームのメンバーの1人であるファン・フン博士は、クェン教授の特筆すべき点は、重要な研究を行う際に、代表的な科学者と協力する点にあると言います。
オーストラリアのクイーンズランド工科大学のヴォ・ヴァン・アイン教授は最も多く引用された研究者として2度目の掲載となりました。
アイン教授の研究は、数学分野を広く網羅しています。数学科学、計算数学、応用数学などです。彼は球体ランダム法の理論的かつ応用メソッド、多重フラクタルシステムの特徴がある時空の非線形拡散プロセス、 統計的推定、変則拡散の近似値について研究してきました。
彼の計算は帯水層の塩分侵入、心臓細胞のシグナル、自然放射能分野の微細な変動を解析する上で有用だとされています。
4人のベトナム人科学者のうち、ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学のグエン・スアン・フン准教授は、最年少(1976年生まれ)であり、唯一ベトナム国内で研究者として働いています。
コンピューターサイエンスと計算力学の分野を研究し続け、工学、生物力学、材料工学などの様々な分野で応用可能なコンピューターベースの計算と数値モデルを作るための数値ツールを発展させてきました。
ISI単体も、彼は4400以上の引用を持つ120もの記事を書いています。フン准教授の研究活動は、ベルギーのVLIR-UOS基金が出資しているメコンデルタの地滑り防止プロジェクトなど、実際のプロジェクトでも使われています。
ベトナム国家大学ホーチミン市校のレ・ヴァン・カイン氏は、フン氏の記事の多くは、計算力学のQ1やQ2グループに属する評判の高い雑誌に掲載されていると話しました。