2017年の科学研究者のリストに掲載された4人のベトナム人科学者

グエン・ソン・ビン教授とグエン・スアン・フン助教授は何年もの間、このリストに掲載されています。
ノースウェスタン大学のグエン・ソン・ビンは化学分野の研究者です。彼の研究分野は無機・有機金属、有機物合成とポリマーで、多孔質材料、グラフェン・グラフェンオキシドと生体物質についてより深い研究を行っています。
彼の論文の中でも、よく引用されるものはNature誌から2006年に発行された’Graphene-basedcomposite materials(グラフェン系複合材料)’で、その引用数は9400になります。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校のグエン・トウック・クェン教授は物質科学の分野において多くの出版物を発行しています。彼女の研究は、有機電気(有機太陽電池、有機LED、有機トランジスタなど)と複合高分子電解質、エネルギー、環境、医療部門に使われている生体電気デバイスのバイオマテリアルがメインになっています。
クェンの研究チームのメンバーの1人であるファン・フン博士は、クェン教授の特筆すべき点は、重要な研究を行う際に、代表的な科学者と協力する点にあると言います。
オーストラリアのクイーンズランド工科大学のヴォ・ヴァン・アイン教授は最も多く引用された研究者として2度目の掲載となりました。
アイン教授の研究は、数学分野を広く網羅しています。数学科学、計算数学、応用数学などです。彼は球体ランダム法の理論的かつ応用メソッド、多重フラクタルシステムの特徴がある時空の非線形拡散プロセス、 統計的推定、変則拡散の近似値について研究してきました。
彼の計算は帯水層の塩分侵入、心臓細胞のシグナル、自然放射能分野の微細な変動を解析する上で有用だとされています。
4人のベトナム人科学者のうち、ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学のグエン・スアン・フン准教授は、最年少(1976年生まれ)であり、唯一ベトナム国内で研究者として働いています。
コンピューターサイエンスと計算力学の分野を研究し続け、工学、生物力学、材料工学などの様々な分野で応用可能なコンピューターベースの計算と数値モデルを作るための数値ツールを発展させてきました。
ISI単体も、彼は4400以上の引用を持つ120もの記事を書いています。フン准教授の研究活動は、ベルギーのVLIR-UOS基金が出資しているメコンデルタの地滑り防止プロジェクトなど、実際のプロジェクトでも使われています。
ベトナム国家大学ホーチミン市校のレ・ヴァン・カイン氏は、フン氏の記事の多くは、計算力学のQ1やQ2グループに属する評判の高い雑誌に掲載されていると話しました。