職歴がなくてもいい仕事に就くには

何千もの大学生が、古くから聞かれるこの質問を間もなくこの突きつけられるでしょう。もし全ての仕事が経験を重視しているなら、最初の仕事はどのようにして手にするのでしょうか。

リーダーシップコーチのロリー・ダスカルはそんな学生たちのお手伝いをしています。

こんにちは。

私は英語専攻(この専攻が役に立たないことはわかっています。)で12月に卒業した者です。在学中は、自分が何をやりたいのかがわからず、今でもそのような気持ちです。

仕事探しや応募、無給のインターンシップに多くの時間を費やしてきましたが、興味のある分野での職歴がありません。経験がなくても仕事に就くには、どうしたらいいのでしょうか。

どうか助けてください!

ロリー・ダスカルはリーダーシップ講師、CEOコーチ、コンサルタント、Lead From Withinの創設者です。

まず初めに、誰もが職歴なしという経験をしており、あなたは一人ではないということを覚えておいてください。

あなたはどんな分野に興味があるかを示していませんが、英語専攻は役に立たないと言っていましたね。私はこれに強く反対します。英語専攻というのは会計学のようにすぐに役に立つものではないかもしれませんが、あなたがコミュニケーション能力に長けていて、分析力があり、創造力もあるということを証明しています。そしてこれらの能力は、多くの企業が必要としているのです。あなたの選択次第で、あなたの学位は法律、ジャーナリズム、テクニカルライティング、教育の出発点になり得るのです。

最近卒業し、キャリアへの一歩を踏み出したばかりのあなたが恐れを感じるのは、いたって普通のことです。職歴がない場合の就職活動はストレスが溜まるものですが、一生懸命努力すれば、野心と自信を持つことができるでしょう。

実際にするべきことを以下に記載します。

1.  あなたの現状を受け入れましょう。

未経験可の仕事に応募しているなら、多くの場合は履歴書の職歴部分が空欄でも不思議ではありません。その代わり、未経験であることを受け入れ、それを学ぶためのモチベーションにしましょう。真摯な姿勢、好奇心を伝え、学ぶことと成長することに集中しましょう。雇う側は、一生懸命働き、学びたいと思っている人を雇用したいのです。

2. あなたのスキルを証明しましょう。

あなたが働きたいと思う職種に役立つスキルをリスト化してみましょう。コンピュータースキル、テクニカルスキル、コミュニケーションスキル、リサーチスキル、問題解決能力などです。それらのスキルを使って何ができるでしょうか。

3. 関連性を作りましょう。

与えられたポジションに応募することを決めたら、なぜ自分がその仕事に向いているかを説明しなければなりません。時間をかけて関連を分析しましょう。公式でも非公式でも構いませんがどのような経験をしてきましたか。どんな個性がありますか。それらはこの仕事にどのように影響しますか。このプロセスでは分析的かつ創造的になる必要があります。あなたの関連付けが終わったら、面接官に説明できるようになっているでしょう。

4. ソフトスキルを強調しましょう。

他の人と比べて目立つものはなんですか。友好的である、プロ意識が高い、責任感が強い、粘り強いなど、いろいろあると思います。これらは教えられたものではないので、十分なソフトスキルは強みになります。

5. あなた自身の価値を知りましょう。

職歴はないかもしれませんが、雇用主にアピールできるバックグラウンドなどはありますか。経験というのは、仕事から得たものだけではありません。様々な分野で培ったスキルを披露しましょう。

6. 自信と初心のバランスをとりましょう。

自信を持つことはとても大事ですが、謙遜や初心も忘れてはいけません。仕事ができるということだけではなく、学ぶ姿勢もアピールしましょう。

7. ボランティア活動をしましょう。

もし仕事を見つけられないのなら、タダで働いてみましょう。ボランティアはインターンシップを見つけるより簡単です。あなたができることをボランティアとしてやってみましょう。価値のある経験をするだけではなく、人との繋がりや仕事への第一歩を得ることができるかもしれません。

8. 繋がりを作りましょう。

人との繋がりは、人生のどのステージにおいても良い仕事を得るための頼もしいものです。ソーシャルメディア、コミュニティーや専門的な行事などで出会ったあなたが知っている全ての人と繋がりましょう。ランチに行ったりコーヒーを飲みに行ったりして、交流を続けましょう。

9. 学び続けましょう。

本当にやりたいことが見つかった時、もしかするとさらに教育を必要とするかもしれません。例えば、法律に興味があることがわかったら、ロースクールに出願するのがいいかもしれません。でもたとえ公式な教育ではなくても、今の知識を維持し広げるための方法を見つけましょう。例えばノンクレジットの講義や聴講生として講義を受けたり、能力開発や特別な研修に参加したり、興味のある分野について読書をするだけでもいいでしょう。

10. 現実的になりましょう。

スキルや経験があっても、応募するポジションがあなたにとって適していなければなりません。高い能力を必要とする自分に見合わないポジションでは、チャンスを掴む機会も少なくなり、仕事がきつくなってしまうでしょう。あなたが成功できる職場を探し、「私ならできる」という考えだけではなくあなたの強みを生かすことができる場所を見つけましょう。

あなた自身挫折を感じれば感じるほど、ますます逃げ腰になってしまいます。日々職探しのために何かをし、無駄なことをしていると思わずに、学ぶ機会なんだという気持ちでいましょう。

就活中は常に、あなたの目の前にいる人はあなたの雇い主だということを意識しましょう。あなたについて、彼らが興味を持つことは何でしょう。その答えは、あなたのカバーレター、履歴書、面接全てにおいて反映されるはずです。あなた自身に注目し、自分で人生を掴み取りましょう。

正しい思考によって何かを達成できた時には、とても驚くでしょう。幸運をお祈りします。

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